強豪復活へ!堕ちた名門ニューヨーク・ニックスをNBA優勝へ導く No.7
どうもこんにちは。今回からいよいよ2020-2021シーズンのスタートです。
予想外の好成績!
昨季と比べロスターが改善され、もしかしたらギリギリ8位でプレーオフに行けるかなーなんて思っていましたが、トレード期限直前の1月末で27勝19敗でカンファレンス5位!
まさに嬉しい誤算。既に昨季の26勝を上回っています。ロスターを見ると、2年目のバレットが平均20点超えを記録しエースとして覚醒。
守備の要であるロビンソンはリバウンドに磨きをかけるだけでなく得点力も向上し、得点とリバウンドで平均ダブルダブルを記録しています。
この2人を中心に新加入のベテラン達もうまくフィットし、安定して勝利を積み重ねています。選手達もそうですが、壊滅的だったチームを短期間でここまで上げるとは…名将ポポビッチ恐るべしですね。
ランドルのトレードを決断
そんななか、頭を悩ませる選手が…先発パワーフォワードのランドルです。
2018-2019シーズンはニューオーリンズ・ペリカンズでキャリアハイの平均21.4得点を記録し、ニックスの現状のエースとして期待していましたが、昨季は平均16.2得点、今季は平均15.5得点と移籍後は成績を落としています。今季開幕直後に右手の亀裂骨折で約1ヶ月離脱しましたが、その間チームは好調を維持していたため、ランドル不要論も…来年の契約はチームオプションですが、そこそこの市場価値はあると思うので、思い切ってトレードすることに決めました。検索にかけたところ、実に22ものオファーが。その中で決定したメンフィス・グリズリーズとのトレードがこちら。
ニックス獲得
ゴーギー・ジェン 31歳 C 総合値77
2023年の1巡目指名権(プロテクトなし)
グリズリーズ獲得
ジュリアス・ランドル
1巡目指名権を獲得できたのは大きいです。ジェンに関しては起用する予定はないため、すぐにトレードで放出。サンアントニオ・スパーズとのトレードとなりました。
ニックス獲得
ルディ・ゲイ 34歳 PF 総合値77
2024年2巡目指名権(最低と交換)
スパーズ獲得
ゴーギー・ジェン
2024年2巡目指名権(最高と交換)
ランドルを放出しパワーフォワードの層が薄くなったため、ベテランのゲイを獲得。彼の契約は今季限りなのでサラリーキャップにも影響はありません。指名権はおまけみたいなものですね。得点力は多少ダウンしましたが、後半戦も頑張って欲しいです。
後半戦へ
次回は後半戦です。このままいけばプレーオフ出場も可能なので、最後までこの勢いを維持して欲しいですね。
こんな感じで今回は終了です。それではまた次回。